2019/07/02 12:46


さて、この間10"を発表したばかりですが、リリースラッシュであります。
半田商会からリリースされます、Japanese mosh bulls 2に3曲参加致しまして、それが7月下旬に発売されます。
10"の音源も自信作ですが、こちらも劣らず自信作です。
新ギタリストとして、岡山在住湯浅が加入しての第一弾、彼の初仕事なのですが、運命か。
このJapanese mosh bullsの1に、彼自身当時在籍していたStance of chainというバンドで参加してまして、シリーズ続けての参加となるわけです。
コンピの収録バンドは下記のとおり。

やはりカラーといいますか、ヘヴィでモッシュなNYHC影響下のバンドが殆どですね。
いちおうですね、我々もTPOというのは意識しまして、3曲中2曲は"Cro-magsより遅い"曲を用意しました。
では曲目解説を。
1曲目、コンピ全体では20曲目に収録されております、"Break the chains"。
これ、実は2nd demo/flexi収録曲なんですが、過去の曲で2曲だけEvil,vicious,mean & uglyには再録されていない曲があります。
一曲はcasuals comp Bite & Devide収録の"Weight of the world"。
もう一曲がこちらの"Break the chains"。
10"に入れなかったのはこちらに収録するためだったんですね。
これは、ドラムの井上の手癖を真似て作った曲です。彼はメタルがルーツですが、自分はメタルを全く通ってないので開放弦を多用する曲はあまり作れないのですが、出来ないなりに何とか仕上げてみました。
で、先日のWallでのライヴでのこと。対バンのLow Visionにもそっくりな曲があったんですね。
もちろん、全くの偶然です。お互い気まずそうにしながらもかぶったよねと笑い話になりました。
こういうジャンルですから、似たような曲は出来がちですし、E-G-A-A#のコード進行ってもう黄金パターンで間違いなさすぎるというのもあります。なので、リリースされたらLow visionと聴き比べるのも一興かと。
続いて21曲目に収録、Evil,Vicious,mean & ugly。10"にはタイトル曲はないのに、後でそれを作るってのやってみたかったんですね。
これは、我々らしいSiegeより速くCro-magsより遅い曲です。
最後22曲目は、我々には珍しい、クロマティック・スケールのEvil感のある曲です。
つまり、Cro-magsオマージュですね、完全に。
ギターソロは井上が弾いてるのですが、ロッキー・ジョージ風の速弾きでと指示を出しました。
Cro-magsのRevengeってアルバムでロッキーがギター弾いてるんですよね。
ただ、アームを使うのは苦手という理由で却下されました。

レコーディングはいつもの246なんば、職人中島氏によるもの。
我々のいつものレコーディングまでの流れはこちらを読んで下さいな。

なお、発売記念ライブは我々は残念ながら不参加です。
今のところ、岡山dig digと広島ミザリーで予約受付しているみたいです。
http://www.diskshop-misery.com/cargo.asp?id=20190704210107
http://www.digdig086.com/product/10207