2018/01/05 02:20

まだまだ続きます。


ASININE SOLUTION


-My Dad's a Goat 7". Beer City 1997.
Tracks:
1.Hippies on Crack
2. Flag Burning in Medford
3. What ever happened to Hyperactivity
4. Politicians
5. For My Country
6. Indecision
7. Viewpoint

-Cause Effect 7". Asinine Records, 1998.
Tracks:
1. Title Town
2. I.D. Please
3. Smoke Screen
4. Contradiction
5. Hardcore Guys Never Smile
6. Down With Drain-O
7. No More Farm Animals
8. Strapped Down


Defaultと同郷・レーベルメイトのウイスコンシン産ストレート・フォワード・ハードコア。アメカジファッション好きには馴染みの深いチペワの出身。Defaultよりもっとまんまのアメリカンハードコア色が濃い印象を受けます。何せこの時代にこういうスタイルで、これだけのポテンシャルを持ったバンドは他にいなかったでしょうね。解散後、メンバーはDe-facto Oppression, Weaving The Deathbag, Lost Issues, Desolate Void, Apostacy,Invicticusに参加。その中でも一番入手しやすいのはWeaving The Deathbagでしょうか。Kangaroo recordsからのリリースがあります。

Motherfuckers



こちらもDefault,Asinine Solution同様、Beer Cityからのリリース。このBeer City、90年代という不毛の時代にどうにかこうにか良質なバンドをサポートしようという熱意は買えるのですが、どうにもこうにも駄作が多くて、今回取り上げた3バンドは同レーベルの数少ないアタリ。
こちらのMotherfuckersはProfane Existanceのライターゃってるようなガチ・ハードコアなDefaultとは対極に"fuck shit up" "suck my dick" "I Like Glass"といった曲名から推して知るべしなGGアリン直系スカム・ハードコア・パンクス。それでいて、クロスオーヴァー風味のガッチリ練り上げられた楽曲とタイトな演奏は80sのニューヨーク・ハードコアばり。なんとなく、ボストンの名バンド、PTL KLUBを彷彿させます。


PTL KLUB


94年に自主でリリースされたカセットのヒットに伴い、Beercityが7"化した同音源も売れに売れまくり2000枚のヒット。しかしながら、7"のリリース後間もなくして、メンバーの逮捕、ドラッグ問題により解散。
2008年には彼らのディスコグラフィ盤リリースに伴い、再結成話が進むもボーカルの他界により二度と実現することはなかった。