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【中古】Suicidal Tendencies – Still Cyco After All These Years LP
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93年に突如リリースされた名作1stの再録アルバム。
こんなもん絶対に良い訳がないスルースルースルーと思いつつもどうしても気になる。
今と違ってサブスクもitunesもyoutubeもない時代。
買って聴くという選択肢しかなかった。
で、聴いてみたらば、これが意外なくらいいいんですよ。
Agnostic FrontのLive at CBGB的な、抜群のテクニックでプリミティヴなハードコアを演奏するあのノリに近い。
例えば、Slayerがハードコアのカヴァ集をリリースしていましたが、あれは完全にメタル・スタイルにアレンジしていますよね。ハードコア特有のかき鳴らすようなギター・ベースが彼らには弾けないわけです。一見無駄にしか思えない大振りでテンションを出すというハードコアのドラムが叩けないのです。要するに彼らはスラッシュ・メタルをやらせれば一流ですが、ハードコアをやるテクニックが全くないのです。才能がないのです。
ところが、クロスオーヴァー期からのメンバーマイク・クラーク、R.J. 、メタル側の人ながらも現在もCro-magsに参加していて、ハードコアに理解の深いロッキー・ジョージはともかく、明らかハードコアなんぞ一ミリも好きじゃなさそうなロベルト・トゥルヒーヨもここではちゃんとハードコア・スタイルのベースを弾いてるんですね。
たまにだっさいチョッパーが飛び出しますが。
てなわけで、このアルバム聴いたテンションでスイサイダルの初来日公演に足を運んだのですが、動くスイサイダル、恐ろしくダサかった。バックのステージングは完全にメタル。マイク・ミューアはメタルでもハードコアでもないただの変なおじさんでした。
ロングホーンのバンダナを握りしめた友人が肩を落としてがっくりしていたのを今も思い出します。
ともかく、ライヴ・バンドとしては最低だったスイサイダル、音源としてはいいものを残したのは事実。
この時代7secondsのGood to go、DescendentsのEverything sucks、Agnostic FrontのSomething gotta give、CivのSet your goals、Battalion of saintsのDeath'R'usといったアルバムと一緒によく聴いたのを思い出します。
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